第1回 MLW インドラボ勉強会

第1回 MLW インドラボ勉強会

第1回勉強会のテーマには「今とこれからのインドを知ることで、世界の最先端の動きが見えてくる」、そして、「そこから生まれる新しい価値やイノベーションに、皆様とともに関わっていきたい!」というメッセージが込められてます。

第一部では日本外国特派員協会の会長のスウェンドリイ・カクチさんに「アジア、インドから見た日本」のお話をしていただき、第二部で望月の個人的な体験を元にした「現地で見て、聞いて、感じてきた、インド情報」をお伝えしました。

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カクチさんは、’90年代と現在を比較した場合のアジアにおける日本の立ち位置の変化や、各国と日本の協力分野や安全保障面での分析について話され、参加者の皆さんも、それぞれの国家間の関係性を改めて概観できたのではないかと思います。インドと日本については、他国との関係に立った上でなく、二国が対峙した関係性が期待されているということです。政治、経済、安保など、視点は様々ありますが、現状ビジネス上では、インドからは多くの選択肢のひとつとして捉えられている日本は、積極的にアピールする必要がありそうです。
第二部では、望月が今年2月の2週間にわたるインドの視察から得たインドの最新情報を共有しました。
その中には、インドの国策を「教育」という視点から討議する One Globe Conference(デリー)。インドから生まれる劇的なイノベーションを目の当たりにした、イリノイ工科大学 デザイン学部主催のストラテジック・ワールドツアー(ムンバイ)。そして、インドのビジネスリーダーたちの力強さと自信を感じた NASSCOM Leadership Forum(ムンバイ)の話題が含まれます。

第一回インド勉強会 - 19-2政治家や教育者、投資家、NPO/NGOのリーダーなどが一堂に会し、参加者の目の前で自国の未来について語り合うOne Globe Conferenceで一番強く感じたのは、「メイク・イン・インディア」(製造業を推進する国の戦略:Make in India)では日本の投資、ワーカーの教育、ノウハウの共有が期待されていることです。
ストラテジック・ワールドツアーでは、インドの最先端の研究開発施設のひとつである、ゴドレジ社(Godrej)のイノベーションセンターの見学やそこでのワークショップ、産業界の重鎮とのディスカッションなどを体験。デザインの考え方を取り入れて、混沌を極め巨大な人数を抱えるインドでビジネスの、さらに、インドのIT協会のNASSCOM主催の Leadership Forumでは、インドの各界のリーダー
これまでは、インドに関心を持たれている方にとっても、ビジネスパートナーや巨大マーケット的な見方が大半を占めていたのではないでしょうか。一方で、インドでのビジネス展開が視野になくても「今後の世界の動きに注目している人」や「新しいアイデアやイノベーションの在り方を見つけたい人」にこそ、インドに着目する価値があると思います。それは、世界の未来を予測するための一つの手段としても、また、技術の進歩や経済の発展が踊り場に差しかかっている日本に対する刺激や協働相手という意味でも、インドとの良好な関係を築くことが、これからとても有効だと考えるからです。

第一回インド勉強会 - 31 確かにインドは、生活インフラや貧富の差などの問題も依然かかえています。同時に、その巨大な人口や社会問題を抱えるカオスの中に、海外企業、海外で実績を積んだインド人、また内なるアントレプレナーによって、優秀な人材、最先端テクノロジー、莫大な資金などが投入されています。その結果、他には見られない、世界の変化の先駆けや、新しい価値観、イノベーションがまさに誕生している地でもあります。私たちが学べること、ともに進められること、日本が関わることで解決し実現できる課題がたくさんあります。
MLW インドラボでは、このような観点から広くインド情報を求め、世界のイノベーションの最先端を知り、そこに関わり貢献するきっかけづくりを模索したいと思います。
今回は、インドの基礎知識のご紹介も含めて、写真を入れたスライドは150枚以上となり、駆け足でインド全般の紹介となりました。次回からはテーマを絞って対話型の勉強会を開催予定です